医療業界への転職と資格
2008年のリーマンショック以来、世界規模で職の数が大きく減少しており、多数の外資が進出している日本もその余波を多分に受けました。しかし、医療業界に関してはそうした人材募集の減少やデフレの影響は受けていません。
注目の転職分野
これは医薬品や医療サービスが景気の動向に左右されにくいためであり、医療業界は安定職であると言われる所以です。また、2010年には特許の期限が終わるためにジェネリック薬品が一般の製薬会社で製造が可能となり、中小製薬会社はこれまでに無いチャンスが生まれたことで軒並み上り調子です。医療業界は不景気の中でも勢い付いている数少ない分野であるため、失職者や現状の職の将来性に不満を感じている人の転職先として注目を集めており、特にリーマンショックを境に転職者は急増しています。
専門知識と資格
最近では医療業界への転職を専門としたコンサルタントもしばしば見られ、転職希望者と医療機関とのクッションとしての役割を果たしています。そうした転職コンサルタントに寄せられるよくある質問の一つに、未経験でも医療業界に転職することは可能か、というものがありますが、基本的には医療従事者は専門職です。
企業の総合職などのように未経験で入社して指導されるということはなく、さらにそれぞれの業種で全く異なる専門知識が必要とされます。
ですので、未経験の転職希望者の多くは希望の職種に合わせた資格を取得します。医療業界の資格は国家資格であったり、専門学校や医学部に通う必要があると思われがちですが、必ずしもそうではありません。確かにそうした形の資格や免許は数多くありますが、中には民間資格で合格率も比較的高いものもあります。
まずは転職コンサルタントに医療関係の経験の有無、希望する給与や勤務地、生活の中で無理なく取得が狙える資格などを伝え、具体的な転職プランを相談しましょう。